【最新】2021年に処方が始まるアトピー治療の新薬情報

２０２１年に処方が開始されるアトピーの治療薬の情報をまとめました。

●種類
●特徴
●効き方
●値段

２０１８年以降、アトピー治療薬は昔からのしてステロイドなどの治療とは別の次元に入っています。

 

沢山の薬が治験の第２・第３段階のフェーズに入っている状況から、
２０２１年は、それらの薬が日本で処方される事が考えられます。

 

私は２０２０年８月末よりデュピクセントでのアトピー治療を行っており、今回の薬が自分にとって、

 

①どんな利点があって、

②どんな懸念事項があるか③

③注意点

 

もまとめました。

動画で見たい人が、こちらからどうぞ。

最新】2021年に処方が始まるアトピー治療の新薬情報

ちなみに、２０２１年に新薬が出ると言われる理由は

• 段階による治験結果の製薬会社からの情報
• 報道会社へのプレスリリースの状況
• 厚生労働省などの機関が認証後に実際に病院で処方が開始されるタイミング

以上の理由から、２０２１年は３種類の飲み薬と、２種類の注射がでると思われます。

#アトピー性皮膚炎 の専用治療薬として出た　#コレクチム軟膏　

その登場で知った「JAK阻害薬」

この働き方と同じ仕組みの「飲み薬」がもうすぐ出る

利点：
①打つ周期によるデュピのような波がない1日1回1錠
②保管が楽
②価格がデュピより安い
③顔などの赤みにも良い

YouTube動画で解説します

— ライジン@アトピーでも快適に生きる (@raijin0423) January 20, 2021

①バリシチニブ

ＪＡＫ阻害薬　経口投与　１日１回　４ｍｇ・２ｍｇ

②ウパダシチニブ

ＪＡＫ阻害薬　経口投与　１日１回　（7.5）・15・30ｍｇ

③アブロシチニブ

ＪＡＫ阻害薬　経口投与　（投与間隔不明　投与量不明）

④ネモリズマブ

Th2サイトカインの一つであるIL－31の抑制
アトピーのかゆみに大きく影響しているサイトカイン

⑤トラロキヌマブ

Th2サイトカインの一つであるIL－13の抑制
ゴワゴワした皮膚に治療効果を発揮する可能性があり

 

関連詳細記事：

2021年　新薬５種　詳細資料

 

新薬の種類・特徴・効き方

ＴＨ２サイトカインについて

ＪＡＫ阻害薬について

新薬の値段

【結論】

デュピクセントを、かわらない。

（ただし症状によっては、半額になる）

解説します。

デュピクセントの費用試算

※収入によって受けられる控除「高額療養費制度」に関しては、今回の計算は除外しました。

 

デュピクセントの本　24ページを参照

 

２週間に１本のペース打つと、
1日あたり、１４22円

オルミエントの費用試算

１日１錠
1476円

費用の差額

54円（この差をどう考えるか）

デュピクセントの問題

・注射は痛い

・温度管理

・２週間という接種間隔による体調の波

オルミエントの利点

・1日１錠の飲むだけ

・管理簡単

 

そして、オルミエントは、４ｍｇと、２ｍｇ　があり、症状によって減らせます。

 

２ｍｇになれば、値段は半額になる。

高額療養費制度を使うための注意点

処方が、3か月とか長く処方されれば、高額療養費の対象になるので、値段が抑えられる。

 

一か月単位での処方とかになると、高額療養費にかからないので、控除が減るかも

デュピクセントをしている人の懸念事項

薬というのは、体内で抗体が出来てしまうと、効かなくなる。
デュピクセントも同じで、止めてから、再開すると、
効かなくはないが、効きが弱くなったという事例が出てきた。

 

飲み薬も同様で、自分の判断で辞めてしまうと、
またやりだした時に効かなくなるのが、怖い
だから、止められない・・・

 

私は既に、デュピ始めてるので、デュピで効いているなら、このままいくのもあり

（でも、顔や頭部に症状が残っている人もいる）

 

切り替えるのも、手ではあるけど、他の薬に切り替えて、あんまり調子良くなくても、戻れないのではないか・・・という不安もある。

 

ここの当たりは、今後の検討材料になります。

アトピー患者のコミュニティーの紹介

関連参照・引用サイト

アトピー性皮膚炎の治療薬が続々と登場！　皮膚科医が期待の新薬を解説〈dot.〉

（2021/09/06　現在　記事リンク切れ）

 

2021年　新薬５種　詳細資料