2020年 アトピーの治し方 10選

アトピーの治し方10選 アトピーと生活環境

世間には「これでアトピーが治った」という治療法がたくさんある。私も自分の方法があって、今はそれでアトピーをコントロール出来ています。

 

「色素沈着が」とか「ここが少し痒い」とか、言いだしたらキリが無いが、とは言え、全く普通に生活ができています。

 

たぶん、私を見た事がある人は、アトピーの程度がそんなに酷くない事がわかると思います。

 

「お前のアトピーなんて、全然出て無いレベルだから、コントロール出来てるんだよ」

 

と言う人もいるかもしれませんが、私は今「出ている症状を治す事」よりも「悪い状態を長引かせない事」とか「悪くしない事」を大事にしている調子が良いのです。

 

私は今回の10個をやれば、ある程度コントロールができるようになりました。

 

では、既に出てしまった症状には意味が無いかと言えば、そんな事は全くありませんし、身体の状態がだんだん良くなるので、時々アトピーが出ても、一番悪くまで自分が落ちる事が無くなり、気持ちにも余裕も出ました。

 

私は過去に、重度のアトピーで入院したり、仕事も出来なくなって辞めた事もありましたが、自分の治し方を見つけると、対策もつかみやすくなるので、今後の不安も消えていきます。

 

コントロールできるレベルになりたい人」とか「自分のパターンをつかみたい」という人には、参考になると思います。

 

今回は10選という事で、絞って書きます。この10個の内容から、今出ているアトピーの症状によって、使い分けたり組み合わせたりして実際にやってみてください。

 

医者が奨めるものもあれば、民間療法や、生活の質の向上的なノウハウもあります。

 

一つ、最初に言っておくと、私はこのようにアトピーをコントロール出来るようになった事で、「我慢をして」生きなくて済むようになりました。

 

何かをずっと我慢することは、生きる楽しみがありません。調子の良い時にはお酒も飲むし、甘いものも食べるし、夜更かしもします。


それによって、ボロボロや痒みが出ても、そんなに落ち込まず対応出来るし、心も安定しました。参考になればと思います。

■アトピーの治し方 10選

①ステロイドの使用

②保湿

③抗ヒスタミン剤

④食事

⑤サプリ系

⑥運動

⑦掃除

⑧入浴

⑨睡眠

⑩情報収集・発信


この10個です。

基本体にこの10個の取り組みを、症状に合わせてやっています。

 

⑧の入浴とか、「そんなの毎日入るぞ」と言われるかもですが、症状によって、入り方を変えたりしていますので、興味のある人は続きを見ていただければと思います。

①ステロイド

基本的に、この治療だけに頼るつもりはありません。ただ、全身にいっきに症状が出た場合とかの場合は、ためらわず使います。

 

最初の数日しっかり使わないと、炎症が酷くて掻いてしまい、掻き壊して汁が出て悪化。最悪の時は他の病気に感染して、廃人のような生活をした事があったので、そうならないように、私はステロイドを使う事をためらいません。

 

その代わり、塗り方とか塗るタイミングを、ちゃんと最初に医者に指導してもらいます。


例えば、全身真っ赤になるほどアトピーが出てしまって、たぶんこれから湿疹も広がるぞ!!という時は、もう全身、塗っちゃいます。赤い所は全部。

 

そして、熱を持っていると痒みが増えるので、冷やします。アイスノンとか保冷剤を、赤い炎症の場所に充てていきます。

 

火事で言うなら、もうすでに火がついていて、これから更に燃え広がる所ですので、ここが一番大事だと思っています。

 

とは言え、ダラダラと使い続けると副腎機能に影響するし、免疫機能を抑制している事は、忘れないようにしています。

関連おススメ記事

アトピーのステロイド治療の危険性と正しい使い方」 → リンク

アトピーが脱ステ・脱保湿するとどうなるのか」→ リンク

アトピーでステロイドを使いすぎている事が解る方法と、弱った副腎機能をもとに戻す3つの方法」 → リンク

②保湿

燃え盛る痒みや赤みの症状が治まると、無かったかのように元に戻るかと言えば、そうはいきません。少なからず、掻いたことでの傷が残り、治っていく過程で黒く沈着します。火事の後の炭と同じです。

 

痛んだ肌が生まれ変わっているので、皮も剥けていきますが、基本体に水分の保持能力がないので、外からの刺激にも弱く、余計に痒くなります。悪化させないという考えですので、私はここでもためらわず、保湿します。

 

保湿するものは、日常どこでも手に入るものでやっています。軽い乾燥なら、化粧水。かなりカサカサしていれば、ニベアの青缶のようなコッテリしたクリームを塗ります。塗ったあと、ベタベタしないものが私は好きです。

 

なお、この保湿は、症状が悪化している時もですが、私は普段か、洗顔後や入浴後にしています。本来は自らの身体の治癒力でとか、免疫がとかいう人も居ますが、カサカサしている自分の姿を見るのがストレスです。

 

免疫機能の向上は、それはそれでやってます。私はベストミックスを選択します。

関連おススメ記事:「激論!アトピーに保湿は良い事か」 → リンク

 

③抗ヒスタミン剤

私は生まれながらにアレルギー体質で、それが肌に出たので、アトピー性皮膚炎という病名になったのですが、根本がアレルギーなので、花粉症の時期や黄砂の時期などが影響して、体調を崩します。

 

ただここ数年、これを飲み始めて、大きな波が無くなりました。年間を通して飲んでいることで、1日にして真っ赤に症状がでて重度化するという事が無くなりました。

 

アレルギーの値を全体的に下げることが出来ているからでしょうか。使っている抗ヒスタミン剤は、 ルパフィンとビラノアです。それぞれ一日1錠。皮膚科で処方されていますが、診察代も含めて一か月分2000円くらい。

 

この抗ヒスタミン剤は、第二世代のもので、眠くなりにくく、胃腸や肝臓の負担が少なくて済みます。身体の中のヒスタミンの動きを抑制するものなので、薬に手を借りている事は忘れてはいけません。

関連おススメ記事:「アトピーに抗ヒスタミン剤は有効か」 → リンク

:「「アトピーの痒みの原因 ヒスタミン」

④食事

食事は栄養価の事まで言っていると、キリがなく日本の普通のスーパーで買える食材ですら、既に悪いものという人も居て、何も買えなくなってしまいます。

 

そこまでストイックにするつもりはありません。バランスの取れた食事を心がけます。

 

外食はほとんどしません。外食の味付けは濃く、食べる物も偏ってしまうのです。ただ、楽しみとしての外食の程度であれば、月に数回は出かけた時に食べます。その方が断然、生活の質が良いと思うからです。楽しいですしね。

 

とは言え、家の食事とかでも気を付けている事は、白砂糖を取らない事と、小麦を使ったものを減らすようにしています。

 

これは感覚的な問題ですが、私はその方が痒みや赤み、湿疹が出来にくく、治りも早いと感じます。逆に「あれ、痒い。。。赤くポツポツ出た」という時は、大概、甘いお菓子を食べた時か、パンやパスタなどの食事が続いた時でした。

 

砂糖の量を減らすことは意識としてできます。小麦に関しては、もう入っていない食品が見当たらないくらいなので、ここは神経質にはなりすぎず、その代わり「和食中心」のメニューにしました。

 

パン好きな私ですが、1日に1回程度。禁止した訳じゃないから、全然苦になりません。

⑤サプリ系

食事が和食中心になる事で、栄養価的にはバランスが取れてきたのですが、それでもビタミンや亜鉛など、皮膚の修復に必要な栄養素が、日常の食事だけでは中々間に合いません。

 

それを補うために私はサプリメントで補給しています。ドラグストアとかコンビニでも買える、2か月分で数百円程度の物です。

 

最初のうちは解りませんでしたが、やはり回復具合は早い気がします。もちろんこれは年齢的なものもあり、20代の人とかは元からの回復が早いから必要ないのかも知れませんが、40超えてきたら、はやり基礎代謝や栄養不足もあるので、サプリを使うのは手軽で良いと思います。

 

私が今摂っているサプリは、ビタミンB群と、ビタミンC、亜鉛と、タンパク質の補給のために、2・3日に1回、プロテインを飲んでいます。

 

良質なタンパク質で出来ているプロテイン、私達の身体もタンパク質で出来ているので、補給数る事で、やっぱり少し、身体の復旧が早い気がします。

 

サプリ全体を使うようになって感じたことは、やっぱり復帰力です。

関連おススメ記事:「アトピーの副腎を強力にバックアップするサプリメント5選」 → リンク

⑥運動

なかなか、気にはしてても継続しないのが、この「運動」だったのですが、ジムに行くにはお金もかかるし、コロナの影響もあり出歩けないこともあり、私は自宅の室内で「エアロバイク」を30分以上漕ぐ事をほぼ毎日が日課になりました。

 

30分、ある程度の速さと重さをセットして漕ぎ続けるので、終わる時には汗だくです。スマホで音楽や動画を見ながらするので、外で走りに行くほうが気分転換にもなりますが、時間体にも有効に使えるので、1日で10~15キロの距離をやっています。

 

実はやり始めて最初の5分は、身体がアトピーで傷があるほどピリピリと痛みます。汗が染みてきているのでしょう。でも、少し長い動画を見ていると、終わる事には痒みが気にならなくなっています。

 

そして何だか肌も強くなってる感じです。張りが出るという感覚です。「汗は、天然ので自分に一番合った化粧水だ」という言葉を聞いたことがある人も居るでしょうが、正にそれです。

 

運動する事で、体全体の代謝もアップするので、これも肌の復活に一役買います。最初のうちは汗の出る量も少ないですが、続けると増えます。今は汗をかくことがとても気持ちは良いです。アトピーである事も忘れます。

⑦掃除

症状が重い時は、身体から落屑が落ちます。アトピーでない人であっても、見えないほどの大きさで剥がれ落ちるのですが、私達アトピーはそれが目に見える大きな粉として現れます。

 

事情を知らない人にとっては、フケのように不潔に思うかも知れません。アトピーの悩みの中でも、私にとってベスト3に入ります。

 

普通に落ちるだけなら、まだ良いのかもですが、この皮膚の残骸は、ダニの餌になります。掃除をしない事で、部屋にダニが繁殖し、アトピーの痒みが増す可能性があります。

 

ダニだけではなく、飛散した細かい皮を吸い込むことで「ハウスダスト」という反応も出るかも知れません。

 

ここも神経質になりがちですが、どれだけやっても皮は落ちるので、1日に1回できればいいと思っています。これでアトピーを治ると言うより、予防的な効果の方が大きいでしょう。

 


 

関連おススメ記事:「アトピーが住んでる環境で悪化する6つの場所」 → リンク

⑧入浴

私は実はここは、最近までぜんぜん重要視していませんでした。でも、Twitterで情報を交換する人に教えてもらい、3つの大きな改善をしてみたら、肌の具合が落ち着いてきました。なお、今回は入浴に特化したので、シャンプーや石鹸に関してはまた今度。

 

カルキを除去する
シャワーヘッドをカルキ抜きのフィルター付きの物に変えました。6000円くらい。まぁ、身体のためだしやってみるか!と思って。そしたら、これが良かったのです。ヒリヒリしない。もちろんシャワーの水圧の問題もあるかもですが、お湯が柔らかくなった感があります。

アトピーに良い塩素除去シャワーヘッド

私が買った物よりも、良さげな物がアマゾンに合ったのでリンク貼っておきます。アトピー協会推奨品らしいです。

Amazon → 塩素除去シャワーヘッド

 

同じように、湯船に貯めたお湯のカルキは、「ビタミンC」を入れる事で、カルキが飛ばせることを教えてもらえました。ドラックストアで粉末2000円で4か月分。もともとは飲む用の商品です。やはり湯船に浸かっても、お湯が優しい感じです。

 

お湯の温度
41度以下のお湯にします。季節によっては寒く思える時もありますが、41度以上の温度は、人の肌の細胞を壊すらしく、できれば38度くらいという事です。肌が悪い時や赤みの有る時、傷の多い時は、特にです。

 

確かに、あまり熱いお湯に入ると、湯船の中に浮かんでくる皮の量が多いのです。無理に肌から剥がしているのでしょう。刺激になるような温度は逆効果なので、温度を低く設定しています。

 

交代浴(交換浴)
ここが一番良かった事です。方法は、あったかい湯船に浸かったあと、一旦出て冷たいシャワーを浴びる。これを2・3回繰り返すだけです。温度差があるほど良いようです。

 

どこに良いかというと、「副腎」だそうです。副腎は私達の体の中で、痒みを抑えるホルモンを出す場所です。①のステロイドを使う事で、自らの機能が抑制されるので、この温度差による入浴法によって、副腎は働きだすようです。

 

副腎の機能をもとに戻す事で、①のステロイドに頼らない治療をする事も出来ます。⑥の運動も、副腎機能を良くする働きもあるそうです。

 

肌の感覚的にも、最後に冷水で浴びることで、肌の赤みも抑えられて、湯上り後の痒みが出にくい感じです。

関連おススメ記事 「アトピーがお風呂でもっと良くなる 入り方5つの改善ポイント

⑨睡眠

睡眠は長さだけではなりません。質を上げることが大事で、そのための寝具とかも重要です。


パジャマなどの衣類とか、枕や布団が気温や湿度に合ってないと、全然眠れず、かえって眠れない事がストレスになります。

関連おススメ記事 「アトピーが季節の変わり目に気を付ける3つの事

睡眠が長いほうが回復には良いのですが、質を上げてやる事でちゃんと眠れた日を多く作る方が私は重要かもと思っています。


あと、寝る1時間には、スマホやパソコンをしないのは、かなり重要だと思いました。ブルーライトは脳神経に働き、いつまでも体を休めてはくれません。

関連おススメ記事

ステロイドを使っている治療の人も、そうでない方法の人も必見!副腎からホルモンをしっかり働かせるための睡眠方法は こちら → リンク

 

↑睡眠を極めると、ここまで行くんですね。快適そうだけど高額。でも欲しいかも。

⑩情報収集・発信

ここ最近一番これに力を入れているかも知れません。それによって、眠れなくなるなら、やらない方がいいのですが、アトピーに関する情報を受け身にしない事を感じています。

 

与えられた医者からの情報だけでなく、今の自分のアトピーをどう治したいのかを、自分で選ばないといけない時代になっています。

 

お気付きかと思いますが、今の医療ではアトピーを完全に「これだけで治す」という手がありません。そして、不幸な事に、医者であっても人によって言う事が違うのです。俗にいうステロイド論争です。

それ以外にも

●「肉や乳製品」は良いという医者も居れば、ダメと言う医者もいる。

●水分は2~3リットルという医者もあれば、水は飲むなと制限する医者もいる。

●砂糖はダメという医者も居れば、関係ないという医者もいる。

 

どれを信じればいいのでしょうか。私はこの解決策は、自分で決める事だと思います。

 

同じアトピーでもみんな違うのです。一人ひとり、環境も仕事も、食べ物も。治療にかけれる時間もお金も違う。であれば、自分で自分の方法を見つけるしかない。

 

幸いなことに、今はみんなスマホで検索して調べられます。自分から情報に触れる事で、道が見つかるかもしれません。少なくても、待っていれば解決する問題ではない。

 

だから、アトピーの治療に対して、アンテナを張る事が、アトピーを治す方法だと思います。

 

そして、自分のアトピーの経験を、SNSなどで発信する。これが同じようにアトピーで悩んでいる人の問題解決になると思っています。

まとめ

今回お伝えした10個を、私は自分の身体の症状に合わせてやっています。


最初の3つがアトピーが出ている時への対応

残り7つは、症状が出ている時にも、予防にもなるものです。

 

noteにコラムも始めました。ぜひ見てください

アトピーへの想いや、私の生き方をつづりました。アトピー治療で心が苦しくなったら、息抜きしに来てください。

https://note.com/raijin0423  → リンク

 

コメント

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