2024/05/26に 日本アレルギー友の会の講演会が開催されました。
講演会が始まりました!
まずは、上出良一先生が「新時代を迎えたアトピー性皮膚炎治療」についてご説明していただきます✨ pic.twitter.com/fPtLaNuik4
— 日本アレルギー友の会(認定NPO法人) (@allergy_tomo) May 26, 2024
第2部のQ&Aが始まりました!
たくさんのご質問ありがとうございました☺️✨
アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、喘息から最前線で活躍する先生方がとても詳しく質問に答えてくださいます!また、他の方のご質問を聞くことで、ご自身にも役立つ情報があるかもしれません💡 pic.twitter.com/1c5k1ZW6sq
— 日本アレルギー友の会(認定NPO法人) (@allergy_tomo) May 26, 2024
大変有益な情報が提供された中で、
アトピーの部担当の、江藤先生と上出先生の会話の中で、「標準治療は標準ではない」「標準治療はもう古い」という会話がありました。
NHKなどのメディアにも出演される方々のこの発言は、私たちアトピーの患者にとって、とても重い「意味のある言葉」だと思いました。
今まで、どれだけステロイドに悩まされ、使いたくないのに使ってきたか、どうやって使って良いのか悩んだ薬です。
使う派・使わない派で、どれだけ論争をしたか・・・
同じ患者なのに、お互いの治療を批判し傷つけあった標準治療
2018年にアトピーの治療でデュピクセントが使えるようになって以降、現在までに、多くの新薬が出ました。
デュピクセント
コレクチム軟膏
オルミエント
リンヴォック
モイゼルト軟膏
サイバインコ
ミチーガ
アドトラーザ
イブグリース
今後も続くと思われます。
薬価も下がってくる事は、患者にとって最大のメリットではありますが、これだけアトピー治療に選択の余地が出来てきたのです。
ステロイドしかなかった時代は終わり、それが標準治療だと言われた時代の終焉なのです。
新薬の合う、合わないを見極める
私はいくつかの新薬を使ってきましたが、時期や体調によって、同じ薬を使っても効き目に波があります。
そしてそれは、当然ですが、人によって違うので、新薬と言えど、効く・効かないがあります。
中には、副作用で続けられないとか、別の悪い症状が出るケースもあります。
アトピー治療新薬ユーザーの会を作ったのには、それが理由なのです。「効かなくなるのではないか」「また、薬に騙されるのではないか」そんな不安な時に、ちゃんとした情報と、経験者の生の声は必ず必要になります。
不安な気落ちが先行し、ステロイドのように「善や悪」の問題になってしまった事を繰り返してはいけません。
デュピクセントに関して気になるニュース
そして最近、デュピクセントに関して気になるニュースも入ってきました。Yahooニュースに記事が出ていましたね。
記事の内容をリンクしておきますので、気になる方はどうぞ。私も今後注目し、また皆さんに共有したいと思います。
デュピルマブによる菌状息肉症の発症リスクを皮膚科専門医が徹底分析
【デュピルマブ】アトピー性皮膚炎治療薬が引き起こすリンパ球反応とは?皮膚科医が解説
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