新しい塗り薬が出ます。コレクチムはJAK阻害薬でしたが、今回のはPDE4阻害薬の塗り薬です。
ステロイド治療でうまくいかなかった過去を持つ私にとって、塗るアトピー治療薬は、嫌な思い出が沢山ありますが、今回はどうなんでしょうか。
#モイゼルト軟膏(#ジファミラスト) #アトピー性皮膚炎 注射や飲み薬が高くて手が出ない人にも 新しい 塗り薬が出ます。
#コレクチム とどっちが効くか気になりますね
関連情報
コレクチム軟膏は、どうだったのか
2020年に登場した「コレクチム軟膏」は、JAK阻害薬で、アトピー性皮膚炎の専用の外用薬になります。
さかのぼると、その20年前には「プロトピック軟膏(タクロリムス)」がありましたが、荒れた肌に塗ると ヒリヒリとした灼熱感があり、皮膚の状況が悪すぎる時は、使えない薬でした。
とは言え最近、アトピーの人が併発している率の高いマラセチアなどの「菌」による影響に対しても、プロトピックに効果があった話もあり、実際に私もデュピしてて、顔が赤い時は、プロトピを使って1・2日で赤みが引いたので、いい薬だと思っています。
プロトピック(タクロリムス)に関しては、こちら
コレクチム軟膏は、プロトピックに比べ、塗り心地はよく、ワセリンを塗っている感覚で使いやすかったのですが、私も3か月ほど頑張って使いましたが、この軟膏だけで何とかなるレベルではありませんでした。
具体的に言うと、「痒みは治まるけど、炎症は続く」のです。炎症が続く事で、また痒みも出てくるのを感じた事で、結果的に「抗炎症作用には、やっぱりステロイドの方が即効性がある」という結論に至りました。
しかし、ステロイドのランクを落とす事ができるので、ステロイドによる副作用、特に「皮膚が薄くなる」現象に関して言えば、影響は抑えられるを感じました。
私の、コレクチム軟膏の使いこなし技はこちら
結論から言って、コレクチム軟膏は、ステロイドとの合わせ技が良いと思っています。(医師に聞いたら、それでOKをもらいました)
モイゼルト軟膏(ジファミラスト)PDE4阻害薬 ってどうなの?
聞きなれない薬ですよね。PDE4阻害薬
PDE4 は ホスホジエステラーゼ の略。それを阻害する薬なので、【PDE4阻害薬】と言います。
阻害する事で、炎症系サイトカインが抑制されて、アトピーが改善するのです。
JAK阻害薬のコレクチム軟膏も、「阻害薬」とつく事からも、私たちの身体の中では、免疫系の異常によって、自分の身体を自分で傷つけてしまっている現象が起きていると思われます。
このような「免疫系の異常」の原因は、遺伝や環境、ストレスなど様々なのですが、私たちに出きる事は限られる場合もあります。
薬だけに頼る事はいけませんが、時として「文明の進化」である薬に頼る事は、悪い事ではないと思います。
人間の住めるような地球環境が、悪い方向に変化している今、「人間は本来・・・」などといって自力でなんとかできる事も減っている気がします。
苦痛な時間を少なくし、生活を保ちながら、大きく体調を崩さないように生きる。その中で「健康に生きる」ために、食事も運動も、出きる事をする事が、私は大事だと思っています。
皆さんは、どう思われますか?
2021年注目される治療薬
引用参考サイト
アトピー性皮膚炎治療剤 ジファミラスト軟膏(モイゼルト軟膏0.3%、1%)
添付文書
(2021年9月改訂版)
コメント
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