アトピーの治し方

アトピーを取りまく実情

アトピーの治し方など無い

最初からキツイ事をいうようだが、私はこの43年間、それを体感している。これを読んでいる人も、実際、心のどこかでそう思っている人も居ると思う。

 

そう、アトピーは治らない。体質がアレルギーだからです。そんなにすぐに体質は変わらない。だから、治ったのではなく、治まっているだけなのです。(悲観する必要はありません。対応策はちゃんとあります

 

実際、アトピーの症状の出方は、時期や年齢で変わる。そのままもう全然アトピーが出なくなったって人はきっと、小児アトピーだったのだろう。

 

私もそうだったら、こんなに長く苦労をしていなかっただろう。プロフィールにも書いたとおり、私は小児の時もアトピーではあったが、本格的に発症したのは、大学生の時だった。

 

その時々によって出方が変わるので対処方法も違っている。治った!って思った時期もあった。でも、私は、アトピーの完治はしなかった。だから今は上手に付き合って「治まってもらっている」

 

そう考えると、痒くてもちょっと楽になった。辛さを知っているから「再発」って聞くと、泣きたくなるし怖くなる。でも、「治まってたのが出てきた」って思うと、「あぁ、この前のアレが、ダメだったかな。負担かけちゃったかな」って。

アトピーが変化していくってわかりますか?

アトピーの症状の出方は、時期や年齢によって変わっていく場合があります。夏の暑い時期の出方、冬の乾燥する時の出方、新芽のふく春と、木枯らしが吹く秋も違った場合が多い。

 

そして、年齢と共に、症状の出方も、私は変わってきた。全体的にカサカサしていた年代や、ジュクジュクして体液が出たり皮膚全体が熱く赤い時代、肌がゴツゴツして皮がビックリするくらい落ちる時代、イボのように傷が深くて痒い時代。

 

その時々で、薬やケアの方法も違うし、食べ物や住んでいる場所も変わるかもしれない。あなたはいかがでしょうか。

 

私は小さい時からアトピーでしたが、酷くなり始めたのは高校生の時からでした。一番悪かったのは20代、生活リズムも変わったし、仕事にもついた事があると思う。

 

アトピーの出方が、学生の時と社会人の時、30代、40代と変わってきたのを実感している。

 

その時やっていた薬や健康食品が、今では効かない事もあれば、以前は効果を感じなかった方法が、今では主流な物もある。

アトピーは今後も増える。形を変えるアレルギー群

アレルギー体質であるのが変わらなければ、アトピーが違う形に変わる場合もある。

 

私の知り合いに、アトピー完治して、翌年から花粉症が爆発した人がいる。鼻炎で蓄膿症だった子が、成人型アトピーで出直して来たりもした。

 

それにここ数年、アトピーでは無い人でも、別の形でアレルギーが増えてきた。花粉症。私の小学校の時には無かった言葉です。ハウスダスト、シックハウス症候群、甲殻アレルギー。

 

近年○○アレルギーだらけ。食品には必ず、アレルギー項目の表示が出ている。私達アトピーの人以外の一般の人ですら、何かしらのアレルギーがあるという事です。

それに伴って、「アトピーが治った!」というニュースがインターネット中心に伝えられるようになった。果たして本当なの?

 

40年以上も生きてますのでね、本当にアトピーが治る特効薬が出来れば、きっと、他のアレルギーも治っていると思うんです。

(2020/05/08 アトピーに使える医療薬 続々登場 まとめてみた → リンク

 

だから、私は「治った」って聞くと、それは「治ったのではなく、治まっている」と思うようにしています。体質を根本的に変えていく作業をしないと、なかなか完治したというレベルにはいかない。

 

2020/05/05 「2020年 アトピーの治し方 10選」 → リンク

体質改善や、アトピーの治療で改善が見られた方法を紹介します。3年間試行錯誤した結果、この方法に行きつきました。諦めずに取り組んで良かったです。

アトピーじゃない皮膚科の先生にアトピーの辛さが解るのか

私がかかった事のある皮膚科の先生は、きれいな肌をしている。男女、年齢問わず、みんな綺麗な肌。そう、健常の肌だ。少なくとも、アトピー特有の「艶のない肌」では無い。

 

この先生に、私の痒みや辛さが解るのだろうか?っていつも思う。医学部出て、国家資格とってインターンから皮膚科を専攻して、独立して開業したこの先生は、この薬の成分が、私のこの傷の痛みと痒みに、どんな働きをするのか、どう知ったのか。

 

きっと、この薬の成分が、この傷み、この痒み、この傷に効果があると、臨床試験で、過去の治療の経験から、色々な情報から解っているんだろう。

 

でも、残念ながら、この先生が私の「痒さ」や「辛さ」を知っているのではないのです。先生を攻めるつもりは無いのです。でも、だから医者の言う事が全てではない。

 

その治療が、その薬が効かなかったとしても、払ったお金、使った時間も、先生に文句は言えない。あくまでも、医者は私のアトピー治療をサポートしてくれる人なだけです。

 

自分で方法や治療、やり方を見つけないといけません。ずいぶん前に、皮膚科の先生でアトピーの人が居たんです。

 

おもいっきり症状出てるじゃん! 首のシワ、耳の下も切れてた。皮膚科医でも、今の医学では自分のアトピー、治せてね~じゃん。

まとめ

●アトピーは治すのではなく、出ないようにするだけ。それが今の医学的な治療

 

●アトピーが出ないようにする「体質改善」は時間がかかる。だが、効果的。

 

●出ないようにする「方法」は、個人差がある。早く見つけた者勝ち。(方法=東洋医学・西洋医学・民間療法など)

 

●私個人の経験からして、高い金額を出しても効果が無いものもあるので、続けられるもの、金額の安いものから取り組む。

 

このブログでは、色々試して効果があったものを紹介します。巷に出ているアトピー記事や、他の人のブログなどで紹介されているものも検証していきます。

 

紹介しているのが、一般人だった場合、物を売りたいだけのページもあります。商品を売る事は悪い事ではありませんが、アトピーの人が実践して効果があった体験談の方が、信用度があると思っています。

 

3年かかって色々やってみた結果、今はアトピーをコントロールすることが出来ています。実際にやってきた取組をまとめました。

2020/05/05 「2020年 アトピーの治し方 10選2020年 アトピーの治し方 10選」 → リンク

2020年 アトピーの治し方 10選

2020/05/29更新 世間に色々あるアトピーの治療法から、私が選んだ10選。この組み合わせで、アトピーが良くなります。コントロールできるようになれば、楽に快適に暮らせます。

 

 

コメント

  1. […] プロフィールや、「アトピーの治し方」のページの”まとめ”にも書きましたが、 […]