アトピーが住んでる環境で悪化する8つの場所

アトピーを悪くする6つの場所 アトピーと生活環境

アトピーの直接の原因であろうと、無かろうと、ホコリや湿気によってアトピーは悪化する事が多い。

 

ホコリは湿気を含むことで雑菌やカビの繁殖場になり、カビは人体に与える影響は大きい。

 

環境によって悪くなるので、どのような場所に注意するべきか注意場所を6か所教えたいと思います。

アトピーが住んでる環境で悪化する8つの場所

①エアコンのカビ

②じゅうたんの下のダニほこり

③風呂や洗濯機の排水口の雑菌

④部屋の壁のカビ

⑤水道管のサビ

⑥天井裏・床下の湿気

⑦洗濯機の水槽

⑧あみ戸

以上の8か所は思った以上に汚れている場所です。見たことのない場所だったりする場合は、もう何年も前から腐食が進んでいる場合があります。

 

恐ろしくて見れない、逆に見るんじゃなかったなど、色々なご意見ありそうですが、チャンスがある時に一度点検や手入れをされる方が良いかもしれません。

 

具体的な注意点をそれぞれの場所でしていきますので、気になる部分だけでもどうぞ。

エアコンのカビ

トップバッターに書いたのには、理由があります。ここはカビの巣になる可能性が高いからです。エアコンのスイッチをONにして、風が出た時に臭う場合、間違いなくカビています。

 

エアコン自体の機材はカビの生えるような素材は一切ないのに、なぜ匂うのかというと、エアコンは空気の循環をしているので、内部にホコリがたまります。

 

空気中には湿気があって、通常はエアコンに取り込まれた空気は、送風口から出てくる段階で、余分な湿気が室外に捨てられます。(冷房時の話)

 

その途中にフィルターがあるので、フィルターがホコリが湿気によってカビていて場合、出てくる風にはカビが含まれている。だから臭うのです。

 

いかに悪い空気を浴びているのか、吸っているのかが想像できると思います。よく、エアコンのかけ始めだけ匂うと言う人もいますが、匂いというのは、空気が冷える事で臭いが弱く感じるものです。

 

冷蔵庫も冷えている時は臭いませんが、電気の切れた冷蔵庫の中の匂いは、とても臭いのです。引越をした事がある人は、搬入後の冷蔵庫が匂うのは、そういう事です。常温では匂いが強く、冷えると弱くなります。

 

エアコンのフィルター部分や、フィルターの奥側にある銀色のアミアミの部分(熱交換器)にホコリがある場合、フィルターは洗ってください。銀の部分はブラシや掃除機でホコリを取りましょう。

 

そして、実はその部分以外にもヤバイ部分があります。・・・風の出る送風口の奥、横に長いグルグルと回る「筒状の細かいハネ」があります。実はそこが大ボスです。

 

その部分をライトなどで照らしてみて、ホコリがぎっしり詰まっていたら、それはカビです。風はそのハメが回る事で出てくるので、ホコリやカビが空気中に散乱します。

 

その部分の掃除は、もはや素人では無理な領域です。ホームセンターにエアコン清掃スプレーが売っていますが、ハネの部分を清掃するものではありませんので、今更無理です。フィルターや銀のアミアミ(熱交換器)の部分の清掃を怠った事が、ハネのカビに繋がっています。

 

よく「うちはお掃除ロボットが付いているのに・・・」という人もいますが、残念ながら万能ではありません。仮にお掃除ロボットはフィルターの掃除はしてくれても、掃除ロボットの掃除は、誰がするのでしょうか。

 

お掃除ロボットに残ったホコリにカビが生えていませんか?掃除ロボット付きの場合、構造も複雑になります。素人がバラシて、組付けれなくなったとか、外す時に部品が折れたなど失敗も多く、そして掃除の中途半端になります。

 

清掃の専門業者は、それ用の道具や洗剤も持っていますので、ここは頼むのが一番なのです。次からは1年に夏と冬に1回ずつ、フィルターを自分で外したりチェックするようにしましょう。

 

シーズンが始まってから頼むと、料金も高く、依頼も混んでます。

 

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じゅうたんの下

フローリングの上にジュウタンやラグを敷いている場合、長年使っていると、その下には、繊維と皮膚の粉がたまります。

 

それは、ダニにとって栄養になり、部屋の湿気などもあると、カビが生えます。そのうえで生活をしていると思うと、肌に良いわけがありません。

 

ペットを飼っているお宅では、さらに注意が必要です。ペットのお散歩などの時に、外でゴロンとなったり、家に入る段階で足を洗えない場合、土足で家の中に入るのと同じです。

 

ノミやダニが、毛についているな可能性もあります。ある程度は仕方ないのですが、家のジュウタンにノミやダニが移り住んでしまった時に、アトピーの肌から落ちた落屑は、餌になります。ノミ・ダニ・カビに、住みやすい環境になってしまい、体が痒くなる可能性が多い。

 

小まめな掃除がなかなか出来ない「じゅうたんの下」、季節の変わり目などに思い切ってやる方が良いかも知れません。

 

風呂や洗濯機の排水口

使った水の排水ですので、元々キレイではない上に、その排水が詰まっていたり、よどんでいると「ヌメリ」ます。

 

ヌメリというのは、雑菌やカビの家のようなものです。当然匂いも出ますし、場合によっては腐敗ガスも出ます。

 

洗面所や脱衣所が匂いだしたら、排水口のチェックが必要です。前回掃除したのはいつでしたか?匂いだしてからの掃除は大変ですが、週1とか月1とか、定期的にする事で掃除自体が簡単で済むケースがほとんどです。

 

月1のお手入れなら、市販で売っている洗浄剤をポン!て済みますが、半年も1年もやってなくて、「ポン!」で済むわけがありません。さぼった分、あとが大変なのはしょうがない。

 

お風呂や洗濯機の排水口は、特殊な器具があったり、洗濯機の下になっていて、目で見えない、手の届かない場所になっているケースが多いので、腰を痛めらり、手を切ったり注意が必要です。一人で行えば出来ない場合、専門家のほうが良いのかも知れません。

 

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壁・壁紙

壁は呼吸しているって知っていますか?湿気を結構吸っているので、壁や壁紙の素材にもよりますが、カビ・ダニが繁殖しやすい場合もあります。

 

色が変色していたり、部分的にボコボコしている場合は、普通ではありませんので、手入れをする事も必要かと思います。


普段のお手入れとしては、ホコリが付いていたら掃除機や拭き掃除でも良いと思います。壁は案外汚れていますので、きっとビックリするはずです。

 

また、普段から風を通してあげるだけでも全然違うし、大きな家具などがベタ付けしてある場所は、湿気がたまってカビが生えていたりします。

 

壁一面の変色が、カビだった場合、壁や壁紙の張替えになると、大掛かりになるので、最悪でも風通しだけは良くしたほうが良いと思います。

水道管のサビ

長く住んでいると、建物や設備も古くなります。水道管や下水管など、建物自体の設備は交換できない部分ですが、サビが出るような水道では使えません。

 

お風呂や洗面所で色の付いた水が出始めたら、水道屋さんを呼びましょう。アイテムで何とかなるレベルではありません。

 

また、目で見えなくても、不純物が含まれている部分はあるので、浄水器などを利用されるのも、改善ポイントかも知れません。飲み水に関してはウォーターサーバーや、お風呂に関しては塩素除去などのフィルターを付ける方法もあります。

 

アトピーの肌には、塩素が良くない場合もあります。私は最初全然意識してなかったのですが、シャワーのヘッドを塩素フィルターが付いたものに変えた時に、肌ざわりの違いに驚きました。

 

もちろん、シャワーヘッドの水の出る穴の細かさによって、柔らかく感じた部分もありますが、オケに貯めた水ですら、触り心地が柔らかい感じがしたので、肌の刺激が少なくなった気がします。ヒリヒリ感は減りました。

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天井裏・床下の湿気

これも安易に改善できないものですが、人が住む家は、かなりの湿気を出します。人間が出す湿気や料理などで出る蒸気も、壁や床、天井にたまり、床下や天井裏にこもります。

 

設計がちゃんとされている建物は、その湿気が外に抜けるようになっていますが、施工不良や手入れがされていないと、床下や天井裏がカビだらけになっている場合があります。

 

一軒家の場合、床下の湿気を排出する穴がありますが、例えばその前に大きなものを置いたりすることで、風の抜けが悪くなります。あなたの家は大丈夫でしょうか。

 

マンションなどの天井裏の湿気は、湿気を抜くために外気に繋がる通路があるはずです。その場所には「ファン」が設置してある場合があります。お風呂やトイレの排気口と同じような仕組みですが、その通気窓口はホコリでいっぱいではないですか?

 

気になる場合は、マンションの場合は管理会社や管理組合、一般の家なら施工会社やリフォーム業者に聞いてみるのも手ですが、大掛かりな工事になるようなら、費用がかかるので注意ですね。

洗濯機の水槽

皆さんが一番予想している場所でもあると思いますが、正にその通りです。衣類をキレイにする場所でありながら、洗濯機自体には、恐ろしいほども汚れが溜まっていきます。

 

正直な話、洗濯機を使う事で、衣類を汚しているというご家庭もあるくらいです。私達アトピーは、元から肌が弱いので、洗剤の残りカスや、ホコリ、そこの繁殖するカビや雑菌が、良い影響を与えるはずがありません。

 

とはいえ、分解清掃になるとかなりの費用と手間もかかりますが、実は皆さん知りませんが、洗濯機の取説に「洗濯槽クリーナー」というのが紹介されています。

 

「あ~、それなら月1で使っているよ」という人もいますが、取説にあるものは成分が違います。ドラッグストアやホームセンター、スーパーなどで800円ほどで売っているものとは、訳が違います。

 

半年~1年に1度で良いので、どうせやるならちゃんとした効果があるものを使ってください。

 

物の違いに関して知りたい人は、こちらの記事を見てください。高いだけの事はあるのです。

関連おススメ記事: 

リンク →「アトピーを良くしたければ、洗濯機をメンテしろ 洗濯機は雑菌の巣

 

あみ戸

家の中と外との間にある場所ですので、空気の出入りがあります。網戸はその網の細かさ故、ホコリがいっぱい付いています。手で網戸を触って、手が真っ黒になる場合、それはホコリではなく、カビだったりします。

 

私達はカビを吸い込んで生活しています。体に言い訳ありません。あみ戸は自分で拭き掃除できる場所ですので、定期的な掃除をした方がよいです。

 

私も実はこれが中々出来ていません。面倒に感じてしまいますが、本当はとても大事なことの一つだと思います。

 

最後に

住まいの環境がよくなると、快適になりますね。神経質になりすぎなくても良いのですが、キレイな方がアトピーには良いと思います。

 

長いブログになりましたが、読んでもらってありがとうございます。これからも「ライジン@アトピーでも快適に生きる道」のブログ よろしくお願いします。

 

あなたのアトピー対策と比べてみませんか?参考になるものがあるかも知れません。↓

関連おススメ記事:「2020年 アトピーの治し方 10選」 リンク

2020年 アトピーの治し方 10選

2020/05/29更新 世間に色々あるアトピーの治療法から、私が選んだ10選。この組み合わせで、アトピーが良くなります。コントロールできるようになれば、楽に快適に暮らせます。

 

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