アトピーでステロイドを使いすぎているか解る方法と、弱った副腎機能をもとに戻す3つの方法

アトピー副腎を元に戻す方法 アトピーと薬・サプリ

アトピーの人ならご存じの「副腎」ですが、体内で自前のステロイドを作ってくれる場所になります。ステロイド軟膏は使いすぎるとダメだと言われるのは、副腎が働かなくなるからと言われます。では、ステロイドが使い過ぎかどうか解る方法は無いのでしょうか

 

自動車のガソリンメーターのように、今どれくらいの状態なのか、解るようなものがあれば、ステロイドを使い過ぎていきなり効かなくなって大爆発を起こすような事も減る気がします。

 

前々からそれを思っていて、ずっと何か指標になるようなものを探していたのですが、ついに思いつきました。既に知ってるって人には不要です。

アトピーでステロイドを使いすぎているか解る方法

ヒントとなったのは、先日のこのツイートです。

副腎疲労 ツイッター口コミ

ツイート内容は「こんな症状が起きたら、副腎が疲れてますよ」というサインが出るという話。<副腎疲れ症状7つ

●朝起きられない

●塩辛いものが好き

●感情の起伏が激しい

●生理前症候群がひどい

●23時以降に元気になる

●糖質・酒・コーヒー依存

●甘い物の中でも特にチョコ中毒

 

いくつ当てはまりますか?私は男性なので、生理の所以外は、全部該当しました。こんな症状が現れ始めたら副腎が疲れている。という事は、自前のステロイドの生成も落ちていると考察できます。

 

今の自分がどれくらい「ステロイドを使いすぎているのか」は解らないけど、こんな症状が出始めたら確実に副腎はヤバイ訳です。ちょっと大げさかもですが、限界が近いかも。

 

特に、ステロイドだけでアトピーを抑えている治療の人にとっては、超危険信号という事で、いつ爆発してもいいくらいの状況?

 

ここで読み違えてはいけないのが、「朝早く起きると副腎が回復する」とか「塩辛いものを控えると副腎が戻る」とかではないという事です。

 

7つの症状は副腎が「疲れていますよ」というバロメータなだけで、副腎の回復には、何かをしなくてはいけません。

 

ステロイドがだんだん効かなくなってきて、怖くなって調べてみたら「ステロイド依存症」になっていて、脱ステをして動けなくなった話をよく聞きます。治療方法の判断は個人がするものですので、どちらが良いという話ではありませんが、自前の副腎が良い状況にしたいのは、ステ派も脱ステ派も同じことだと思います。

 

では、これらのサインが出たら、どうやって副腎を回復させたら良いのでしょうか。今回はそれも紹介します。

アトピーで弱った副腎機能をもとに戻す3つの方法

副腎は、「副腎皮質」と「副腎髄質」という部分があり、主にアトピーに関係するのは「副腎皮質」の部分です。コルチゾールとアンドステロンという体内ホルモンを生成しますが、コルチゾールというのが、ストレスに対抗するためのホルモンです。

 

かゆみを抑制するものは、副腎皮質で生成されるコルチゾール。ここが弱ると困るのです。外用のステを使いすぎると、生成しなくなってしまうので、回復させましょう。方法は3つあります。

 

●心拍を上げるような運動をする

リンク → 「アトピーの副腎を鍛える運動3選」

 

●交感神経と副交感神経を使う

・よい睡眠をとる

・交換浴をする

リンク → 副腎を正常化させる睡眠と入浴の方法(アトピー対策編)

 

●ビタミンの摂取

リンク → 「アトピーの副腎を強力にバックアップするサプリ5選」

 

以上の3つに関して取り組み事で、あなたの副腎は良い方向に機能し始めます。掘り下げた内容は、それぞれのリンクを参照してください。

 

ちなみに、私も既にやり始めていますが、体調が整ってくると、副腎疲れの症状が無くなってきました。ステロイドを使う治療をする人も、脱ステで治療する人でも、「副腎の自前のステロイドホルモン」によって、私達の身体は成り立っているので、これはもう絶対やるしかない事です。

 

私自身の生活の中で、どんなふうに取り組んでいるのかも紹介していますので、リンク先を是非見てください。

 

副腎疲れなんてのはウソだ!という説もあるが

副腎は、腎臓の上の方についている部分で、大きな役割として、ストレスに対応するほうなホルモンを分泌する役割があります。

 

専門の用語で説明すると、副腎からは「抗ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌」があるのですが、コルチゾールの分泌が減ってしまうのは、副腎が疲れているのではない!という副腎疲れを否定する論文もあるようです。

 

上記は、アトピーの治療薬のステロイド軟膏が効かなくなる理由とか、ステ使い過ぎとかとは、別の話になります。副腎が「疲れていて」コルチゾールの生成が出来ていないのか、疲れていなくても生成できていないのかは、医学的な論議になります。

 

とはいえ、副腎が正常に機能するように、生活を見直したり、身体を整えてあげる事が大切である事に違いはありません。

 

副腎疲労に批判的な事が紹介されているページはココ ↓

副腎疲労という医学用語はない

内科の先生のページになります。来院される患者さんが夏バテのような症状で「副腎疲れ」と言ってきた場合に、医学的には「副腎疲労」という言葉はありませんよ、という話として紹介しています。ただし、患者さんに解りやすいように説明時に使われている医者は沢山います。

最後に

長いブログになりましたが、読んでもらってありがとうございます。これからも「ライジン@アトピーでも快適に生きる道」のブログ よろしくお願いします。

 

あなたのアトピー対策と比べてみませんか?参考になるものがあるかも知れません。↓

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2020年 アトピーの治し方 10選

2020/05/29更新 世間に色々あるアトピーの治療法から、私が選んだ10選。この組み合わせで、アトピーが良くなります。コントロールできるようになれば、楽に快適に暮らせます。

コメント

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