アトピー治療の新薬が続々と出てくる。患者にとっては良い事だ。もちろん薬だけに頼った治療では、根本の解決にはならない事は周知の事実。
とは言え、日々の生活が「普通に」送れない人にとっては、薬を使わない治療を意地でも通す事よりも、一定以上の状態に戻してから、脱ステなり健康志向で生活する方が良いと、私は思っている。
先日(2020/07/09)、新聞やテレビでも新しいアトピー治療薬の話題が出た。【ネモリズマブ】痒みの信号を止める注射だ。同じような仕組みの薬は、治験レベルではもっと沢山の研究されている。
薬の仕組みや使用に対しても賛否両論だが、短い人生の中で大事な時間を、解決が出来る病気で遠回りする事は、私は望みたくないのです。
そういう意味で、私は 2020/06/24 に処方が開始になった【コレクチム軟膏】を使ったわけです。
アトピー治療 新薬コレクチム軟膏 出す側と使う側
この記事を書いているのは 2020/07/10 なので、コレクチム軟膏が出てから18日間経過した。私のように気の早い人は、早々に塗ってみたと思うので、使用感は解ると思う。
私もその様子をYouTubeに動画投稿しています。
使う側からの意見も、私はTwitter仲間から集めていて、これは後日ブログで流す予定です。
リンク → 「アトピーにコレクチム軟膏を使った人達の経過 一か月をまとめてみた」
当然、効果はその人の現在の症状によるので、経過の良い人、思ったほどではない人、それそれだ。
だけど大事な事は、この結果をちゃんと「出す側(処方する側)」も知らないといけないと思う。私達アトピーは、病院に行っているにもかかわらず、肌を先生に見せる事をちゃんとしていないのではないですか?
もちろん、自分の為に治療しているので、先生の実績の為にしているのではない。とは言え、正しい使い方や、適切な指導をもらう為には、医者とのコミュニケーションは必須だと思う。
処方する先生に望むこと
割と私が注目している先生です。
アトピーの新薬コレクチム軟膏について解説しました。
— 大塚篤司【医師’医学博士】Atsushi Otsuka (@otsukaman) July 10, 2020
先日、うちの椛島教授がアトピー新薬のニュースで話題になりましたが、この薬剤も京大皮膚科が解析・開発に携わったお薬です。 https://t.co/UR8z4jwfpe
世界に先駆けて日本で承認されたアトピー性皮膚炎の新薬 医師が期待する効果とは?
「医師が期待する効果」とは、この薬の効果効能が、どれくらいの患者を救うことが出来るのか!という事だと思う。
書籍も買って読んだし、ここ最近は先生のTwitterも見ている。そのうえで注文を付けるのであれば、正しい使い方の指導も是非お願いしたい。
ステロイドの二の舞にならないように。コレクチム軟膏は私が使用してみて、とてもクセのある薬だった。この薬の使い方を模索しています。
どのような状態に、これを着ければ良いのか。範囲は?頻度は?もし「プロアクティブ療法で塗ってください」って言う話であれば、もっと患者の肌を見て欲しい。その塗り方では、弊害があります。
せっかくの良い薬、もっと良い使い方を「処方する側」も見つけてもらえると、苦しみから脱する患者も多いのではないでしょうか。理論だけで効くと言い切る医者では、私達の味方にはなりません。
新しい世代の先生方には、期待しております。
最後に
note も実はやってます。良かったら覗きに来てください。無料で読める物ばかりです。
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