アトピーで保湿をしなくても、心地よくする4つ方法

アトピーで保湿をしなくても心地よくする4つ方法 アトピーと生活環境

アトピーの治療やケアにおいて「保湿」は重要だと思いますが、人によっては保湿自体を行わず、自然治癒にゆだねた治療を行う人もいます。

 

治療方法が人それぞれだし、季節によっても変わると思います。もちろん、年齢を重ねるうちに変わるものでもあるので、良い悪いの問題ではないと思います。

 

私自身は今保湿を中心としてケアをしていて、アトピーの痒みや湿疹が出始め、酷くなりそうな時はステロイド軟膏を登場させます。

 

火事は広がる前が大事! 体でも同じことだと思っていて、全身に広げてしまった炎症は、進化するまでに時間がかかり、残る色素沈着も消えるのに年単位になりました。

 

保湿をすることで、痒みが出ないとか、アトピーの根治になるという人や商品もありますが、保湿以外に肌を快適にさせる方法もあります。

 

保湿剤に頼らなくても過ごし方によって、保湿以上の効果があるものを紹介します。

アトピーで保湿をしなくても、心地よくする4つ方法

●温度・湿度の管理をする

●肌ざわりの良いものを着る

●水分摂取をする

●運動をする

 

この4つは「あたりまえじゃん!」と言う人もいれば、「あ、盲点だったわ!」という人もいますので、詳しく知りたい人や答え合わせをしたい人はどうぞ。

 

1個めの、「温度・湿度の管理」で、”部屋ね”と思われた人は、読んだ方が良いかもです。それぞれ解説します。

温度・湿度の管理をする

保湿の代わりに温度管理をするだけで、肌の調子が変わったりします。

 

例えば、カラッと乾いた空気で、気温だけ30度の日は、ジメ~とした23度の雨の日よりも、居心地が悪く感じます。天気は関係なく、温度と湿度によって「不快」かどうかが変わりますよね。

 

また、肌が乾燥していても気にならない時もあれば、乾燥してないように見えるけど、なんだか肌がムズムズする・ヒリヒリすることもあります。エアコンやサーキュレーターの風を直接当ててませんか?

 

部屋全体の温度・湿度もですが、体感も大事ですよ。

肌ざわりの良いもの

私がツイッターで交流している方で「夜眠れない」という方が沢山いて、一言アドバイスしたんです。「布団、見直したら?」と。要するに”蒸れている”のです。

 

季節の変わり目は、寒かったり暑かったり。寝始めは暑くても、朝方冷るなんてことがありますよね。

 

寒い場合は、痒みを誘発することは少ないですが(寒冷蕁麻疹の人は別)、暑いと汗をかいて、ムズムズと痒くなって眠れない。

 

布団の中にたまった湿気を上手に逃がしてくれる寝具や、汗を肌に密着させない素材の衣類があります。そういう物を上手に使う事で、私はずいぶんと快適に眠れるようになりました。

 

元々アトピーの人は、肌の保水能力が低いだけではなく、汗の出方も良くない場合がありますよね。体温調整でハンデがあるぶん、衣類や寝具で調整することで、保湿以上の効果があると思います。

 

綿100%にこだわっていた時がありましたが、一旦湿気を帯びると、湿ったままになってしまうので、濡れた生地が長時間当たる場所などは、かえって刺激になりました。

 

それよりも、例えばユニクロのエアリズムなどの商品は、汗をかいても速乾性があり、冬のヒートテックも、体温の保持機能があり快適でした。問題の肌触りも、ツルツル・スベスベしているので荒れた肌でも繊維と擦れる痛みも無く、天然コットンの肌着よりも、着心地が良かったのです。

 

肌の感覚は人それぞれですので、試してみるしかありませんが、保湿に頼らず衣類で調節も有りだと思います。

水分摂取

肌の具合によって、水分の肌からの蒸発度合いが変わってきます。保水能力の無い肌からは、どんどん水分が抜けていくので、体内の水分量もアトピーの人は、普通の肌の人よりも、少ないと思います。

 

実際私は、家の体重計が「体内保水量」が%で表示されますが、誰よりも水分が少ないです。大概40%台。うちの子なんて70%台なんです。(絞ったら、水でるんちゃう?」って思うくらい。

 

やっぱり、抜けていく分保水は必要だと思いますので、多めに水を飲む必要があります。実際喉の渇きがある時は、どんどん飲めばいいと思います。余分に飲んでも尿に出るだけですので。

 

ただし、アトピーの状況が悪いと、「浸出液」が出ている場合がありますよね。いつまでたっても止まらない浸出液の時は、「体内の水分量が多いから飲むな」という指示の医者や病院があります。

 

ジュクジュクした肌は、最近が感染しやすいので、乾燥させる方がいいという事だと思います。症状によっては飲む事で悪化するので、指示に従いましょう。

 

ただし、人間ですので水分は必要です。脱水で熱中症になっては意味がありません。重症のアトピーで浸出液が多く、水分制限されている人でも、2リットルは大丈夫だと思います。浸出液を止めるために、熱中症で倒れたなんて笑えません。

運動をする

実はこれが、大本命です。運動すると汗をかきます。代謝が悪い人でも大丈夫。目に見えないだけで、皮膚の中では血流が良くなっていて、続けると汗も出るようになった!とツイッター仲間が言ってました。

 

運動をする事で血流が良くなるので、肌の中側から潤い成分が行き渡ってきます。(脱水にならないように、水分補給をしてください。甘くない水分を!経口補水液がおススメ)

 

運動することで、代謝が上がる事は肌の再生に良いので、ターンオーバーの28日間後には、強くなった肌を実感します。そのころには汗が出るような体になってます。

 

つまりは、保湿に頼らず、自らの力で水分が保持できる身体になる!という事です。これが大本命!!間違いありません。

 

急に運動を始めると、体も慣れていませんので、歩く事からでもいいと思います。ウィーキングが嫌いなら、縄跳びでもいい。ポイントは「心拍を上げる程度」が良いそうです。

 

ダラダラと歩くよりも、スタスタと歩くほうが、血の巡りが良くなりますよね。縄跳びなら、ゆっくり3分。まずは1日、やってみる事です。

 

最後に

保湿に頼らない方法でも、色々改善できる事はあると思います。快適に暮らす事が目的ですので、出来ることからやればいいと思います。

 

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2020/05/29更新 世間に色々あるアトピーの治療法から、私が選んだ10選。この組み合わせで、アトピーが良くなります。コントロールできるようになれば、楽に快適に暮らせます。

 

 

 

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