前回の動画で、手厳しい事を言いましたが、この動画を見ている人は、標準治療をちゃんとやってきて、でも中々うまくいかず、この治療方法にかけている人だと思います。
私も、きっかけはありましたが、運動や食事に関してやっていても、なかなか標準治療だけでは体調の維持が出来ずに悩んでいました。
そんな人にとって、このデュピクセントは希望の光でもあるのですが、私が最初の問診であった抵抗感について、今回お話します。
動画でご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
全身撮影がある
新しい治療をするという事は、今まで通っていた治療院のように、症状をチラ見せする程度で薬が出ると思っていたら、大間違いでした。
まだ大きな病院、もしくはアトピー専門医と呼ばれる病院でないと受けられない治療になりますので、ほとんどの人の場合、初めての先生に診てもらう事になると思います。
そうなるとまず、今の体の状況の確認が入ります。
ツルツルの綺麗な肌であれば、喜んで見せたいくらいですが、ただでさえも辛く、自分でも見たくないくらいなのに、人に見せるだけでも、相当イヤな事を私も知っています。
診せるだけなら、仕方ないと思う事も出来るでしょう。しかし、じゃぁ、デュピクセント、やりましょう!という事になった場合、裸になるだけでは治まりません。
経過を観察するために、全身の撮影がされます。
目的があるとはいえ、その心的負担は、大きいと思います。
病院でデュピクセントの患者の治療症例が豊富にある場合などは、ひょっとすると撮影は無いのかも知れません。
今はまだ日本での治療期間も短く、病院としてもこの治療方法の経過を見る必要がある時期です。
何せ2012年にアメリカで出て、日本に入ってきたのは2018年。まだ2年経過していない薬なのです。
初診からデュピクセントを打つことになるまでの流れ
①いつも行っている皮膚科から紹介状をもらう
②総合病院やアトピー専門医にかかる
デュピクセント治療をしたい希望を伝え最初の問診&血液検査
③血液検査をした上で、治療開始するかの判断
治療開始になった場合、撮影&デュピクセントの概要説明&注射
①で紹介状を書いてもらわないと、最近は総合病院では受け付けてもらえなかったり、別でお金がかかったりします。(私の言っている市民病院では、紹介状なしの場合、+5,000円って書いてあったのを見ました)
最初にかかる金額
紹介状は、1~2,000円で書いてもらえます。
血液検査は、診察代も含めて3~5,000円くらいです。
そして、デュピクセントは初回の注射は1本打ちます。1本2万円ほどなので、合計で4万円かかります。
金額に関しては、個人で入っている保険によっても変わります。また、社会保険や国民健康保険では、費用負担が月額で上限があるので、その辺りに関しては、別の動画で解説します。
まとめ
正直、通常の問診であっても、肌をあまり見せたくないのが、多くのアトピー患者の気持ちだと思います。
男性の医者に撮られるのが嫌って人もいれば、記録されることが嫌な人もいます。どうしても嫌な場合、先生に聞いてみるのも良いと思いますが、1つアドバイスとして、
先生に文句を言っても仕方ないので、争わない事です。医者とケンカしても意味ありません。撮らずに受けたいというのがOK出るのか解りません。しかし「そんな医者おかしい!」と声を荒立てても、消耗するだけなので、相談して、お願いするという方が良いのかも知れません。
どうしても、受け入れられない場合は、撮影をしない病院を探して出かける必要があると思います。撮影しない病院があるかもわかりませんが、幸運を祈ります。
今回は、デュピクセントの初診について解説しました。
私は現在、3か月経過しましたが、この注射を受けてから出る副作用について、次回解説します。
このシリーズはあと4作あります。合計で6部作あります。経過の報告やケア方法、変わってきた未来の話、お金の話もします。
また私は、アトピー治療に関する 薬・食事・運動・環境・仕事・お金の話をしていますので、良かったら、YouTubeチャンネルの登録もよろしくお願いします。
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