アトピーはダニに注意 高温多湿の危険性と簡単除去グッズ

アトピーと生活環境

私はアトピーも長いので、今までに血液検査でアレルギーの検査を何回もしてきました。

 

そして、毎回言われるのが「ハウスダスト」です。正直、言われない事はない。とは言え、アトピーなので一応は気を付けていて、掃除機もほぼ毎日かけるし、寝具や着る物も、清潔にしているつもりだ。

 

血液検査の値が下がらないのは、私自身がそれに反応する身体なのだから、ある意味、体質の改善とかアレルギー抗体を体内で作るような治療をする以外、解決の方法はないが、言ってしまえば、そこはかなりの費用も時間もかかる。

 

今アトピーの症状が出ていて、すぐにでも「アレルギー因子(ダニ)」を除去したい場合、どんな場所に気を付けたら良いのかと、場所別の対策を調べました。

 

喚起をしたり、掃除機をかけたり、拭き掃除をするのは基本路線としつつ、便利に使えるダニ対策用品と合わせて紹介します。

アトピーはダニに注意 高温多湿の危険性

アトピーダニ対策

ハウスダストと言うのは=ホコリだが、そのホコリにはダニが100%居る。人体から血を吸うダニもいれば、触れたり吸い込むことで肌に影響するダニもいるが、水拭きできるようなフロアーなら掃除は簡単だが、そうはいかない。

 

何もしていなくてもホコリは溜まり、そこにはダニがいて、しかも増える。日本の気候は高温多湿なので、繁殖の速度も速い。そして、最近の住宅事情は防音対策と温度を一定に保つために「高気密」な作りになっていて、空気が循環する仕組みが弱い。

 

そういう家をダニは好む。高温多湿の環境では、エサが豊富にあると一気にダニが繁殖してしまう。梅雨時期から夏の終わりまでと、暖房器具を使い始める11月から2月くらいまでは、部屋が高温多湿になる。

 

運の悪い事に、アトピーの人が体調を崩す時期と同じだ。梅雨時期のジメジメから夏の汗をかく高温の季節や、冬場の乾燥する季節とダニの発生が重なるので、アトピーの一気に悪化させかねない。

家の中に発生するダニの種類

ヒョウダニ(チリダニ)

生活の中で最も身近なダニと言っても良いでしょう。体長はおおよそ0.1~0.3ミリの小さなダニです。

 

刺す・咬むなどの直接的被害はありませんが、死骸やフンなどが呼吸器官に入り込んでアレルギーを引き起こすおそれがあります。

 

厄介なことに、ヒョウダニを餌とするツメダニの発生原因になることがあるのでダニ駆除を行う際には最初に対策を行わなくてはいけません。

  • 主な生息・発生場所……じゅうたん・布団・枕・カーテンなどの布製品
  • エサ……ホコリ・人の皮脂、アカ、フケなどのたんぱく質

 

コナダニ

自宅で管理していたお米にダニがわいた経験があるという方もいらっしゃるでしょう。多くの場合、それはコナダニです。食べ物をエサとするため、生活だけではなく、農作物への被害も深刻と言われています。

 

ヒョウダニと同様にツメダニの発生原因となることがあります。体長はおおよそ0.3~0.5ミリ。食品だけではなく、梅雨時には湿ったタタミなどでも見られます。

  • 主な生息場所・発生場所……食品・タタミ
  • エサ……米・小麦・粉類・チョコレート・砂糖などの食品、またはい草・紙など

 

ツメダニ

大きなツメを有していることからツメダニと呼ばれます。
ヒョウダニ・コナダニより少し大きい0.3~0.8ミリほど。前述した通り、ヒョウダニ・コナダニなど他のダニを餌とするため人への被害は少ないですが、あくまで積極的に吸血しないだけであってゼロではありません。

 

夏場になると動きが活発化し人への被害も多くなってくるため、注意と対策が必要です。

  • 主な発生場所・生息場所……タタミ・カーペットなどの布製品、他ダニの発生場所など
  • エサ……ヒョウダニ・コナダニなど他のダニ、まれに共喰いも

 

イエダニ

多くの人が持つ、寄生・吸血するダニのイメージはおそらくイエダニからきているのでしょう。鳥やねずみに寄生し、宿主と共に人間の生活圏内へ侵入してくるダニです。

 

基本的には宿主の血を吸いますが、宿主が死んだり、大量発生した場合は人を吸血することもあり、被害も少なくありません。鳥やねずみを介して病原菌を保有している可能性も高いので、十分な対策と注意が必要です。

  • 主な発生場所・生息場所……野生の鳥・ねずみなどの動物に寄生
  • エサ……脊髄動物、もしくは人の血液

ダニの生態 引用:https://fumakilla.jp/foryourlife/76/

ダニが繁殖条件と増え方

ダニは、気温が20~30度、湿度が60~80%の時は一番繁殖しやすいとされています。寝床や産卵に適した場所であれば、繁殖活動が活発になり、あっと言う間にその数が増えていきます。

 

ダニの生存期間は60~100日。ダニはふ化して一週間程度で「幼ダニ」になり、脱皮を繰り返し10日ほどで「若ダニ」になります。

 

その後2週間で「成ダニ」になり、約2か月の生存中に何度か産卵します。1匹のダニが散乱する数は約80個と言われているそうです。

 

ダニが活発な雨季では、10週間経つと300倍に増えるそうです。すべてが人体に影響を与える訳ではありませんが、恐ろしい数で調べてみて、ビックリしました。

アトピーの人の要注意の場所

布団

アトピーダニ対策布団

 

ダニの発生と影響を受けやすい場所のNo1が布団です。布団は、身体からの汗があり、人間の体温によって30度以上の環境が保たれる「高温多湿」です。更に、身体からのめくれた皮膚が栄養になり、布団への滞在時間も長くなります。

 

4つの条件がそろった布団というダニにとって絶好の場所は、ダニに接触する事による炎症(接触皮膚炎)と、死骸やダニのフンを吸い込むことによりアレルギーの二重苦になります。布団が一番最初にしたい対策だと思います。

 

ダニは動き回るので、干すだけでは効果がありません。太陽の当たらない面に隠れてしますようです。しかし、布団をコインランドリで洗って乾燥させるのも、数日おきに行くのは、費用も時間もかかります。

 

良い方法は、ダニ対策用の布団を最初から使い事です。布団自体がダニを通さない繊維で出来ているものが、最新の寝具であります。洗濯しても効果が落ちず、内部の綿のホコリが出にくい品質の物があります。

 

長期の品質保証もついているものもあるので、布団の技術によって快適に睡眠とアレルギー対策が出来ます。アトピーは痒みで眠れない。寝ている間に掻き壊すなどの悪循環がありますが、ぐっすり休んで、皮膚の修復をさせる為には、寝具対策は必須だと思います。

ソファー

アトピーダニ対策ソファー

ソファーは布団と違って、洗えない事により、思った以上に汚れています。人間やペットの皮脂や、食べ物のカスなどはダニの餌になるので、ダニは好んで住み着きます。

 

また、干す事も出来ないので、ソファーの座面や背面には湿気も溜まります。ソファーに横になったまま寝てしまった事がある人も多いでしょう。そうした積み重ねが、ダニにとっても居心地の良い場所になってしまいます。

 

ソファーのダニ対策の主流は掃除機だと思われがちですが、実は生きたダニは繊維にしがみ付くので、掃除機で吸えません。吸い取れるのはダニの死骸とダニのフン。生きたダニの駆除は殺虫剤もありますが、アトピーの人にとっては、使いたくないものです。

 

今主流になりつつあるのが、スプレーダニ対策です。スプレーは消臭除菌のイメージですが、ダニ対策用のスプレーがあるのは簡単にできて便利です。

カーペット

アトピーダニ対策カーペット

カーペットもソファーと同じように、干す事が難しいものです。洗濯機で洗う事も難しいのと、部屋の空間の一番底面という事もあり、ホコリが溜まりやすく、一番汚れる場所です。ダニが発生しない訳がありません。

 

最近の掃除機は優秀で、吸引力の強いタイプもありますが、先述しましたが、生きているダニは動きますし、自身のツメでカーペットにしがみ付きます。カーペットの裏側に入ったダニは、カーペットをめくって掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりする必要があり、とても面倒です。

 

最新のカーペットのダニ対策は、「ダニを呼び寄せて、捕まえる」タイプです。ダニが好む人体に影響のない「エサ」の入ったシートを、カーペットの裏に敷いておいて、定期的に交換する方法です。

ダニ除去グッズ

広告が含まれます。とは言え、あなたにおススメのダニ対策用品です。アトピーで嫌な思いをしてから病院にかかったり、居心地の悪い空間にいるほうが、よっぽど身体に良くありません。

 

一番気になる場所からやってみる事が、一番効果的です。代わりの利かないあなたの身体のための意味のある投資だと思います。

布団対策 → 防ダニ布団セット

アトピー防ダニ布団セット

ソファー対策 → 防ダニスプレー

アトピーダニ対策スプレー

カーペット対策 → 防ダニシート

アトピーダニ対策グッズシート

最後に

今回のブログでは、商品の紹介が多くなてしまいましたが、一度試してみる事で、どれくらいの効果があるのかは、やってみないと解らないと思うので、「ハウスダスト」の値がいつも高い人におススメだと思います。

 

痒くなってから病院にかかったり、薬を塗らなくてはいけなくなるより、全然コスパも良く、快適に暮らす事が出来ると思います。

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