体を洗わず湯船につかるだけ⁉アトピーにいいことづくめの「つかるだけ入浴法」って?

アトピーと入浴

こんばんは。

アトピーの人の入浴の仕方を、症状別と季節別に書いたブログは

あなたも読んで頂けましたか?

アトピーの人の正しい入浴の仕方はこれだ!(症状編・季節編)

 

自分なりの入浴の仕方を見つけると、入浴の時間を利用して、

自分の体を早く良くする事が出来るので、是非読んで自分と比べてみてください。

 

今日のブログは、それとは別の入浴の仕方で「つかるだけ入浴法」をお伝えします。

 

●●法と聞くと、難しく思う人もいますが、

ポイントは「つかるだけ」です。

 

ホントにつかるだけで良い理由を書きますね。

 

アトピーの人は、皮脂汚れが少ない

私は黒い服が好きですが、黒い服を着ると、めくれた皮が粉上に衣類につくので、

それがとても気になります。

でも、確かに皮はつきますが、汗などの脂よごれが多いかというと、そうではありません。

 

脂ぎってるってより、逆に乾燥しているので、衣類に汚れのシミが出来るような事は無いのです。

 

お風呂に入る意味ですが、一日の汗やほこりなどの汚れを落とす事ですよね。

運動して汗をかく事もありますが、入浴によって落とさなくてはいけないほど、

脂汚れが体から出る事はありません。

だから、ゴシゴシ洗う必要が少ないです。

 

肌が弱いので、擦らなくても皮脂が取れる

入浴の時に、湯船に浸かる前に、タオルに石鹸やボディーソープをつけて、

全身を泡で洗ってますか?

 

肌が弱い私達は、スポンジやタオルで

ゴシゴシ擦るのが肌を傷めるので、

泡だてた泡を、体に乗せ、手のひらで滑らずように。。。

 

という感じで、やっている人もいるでしょう。

 

肌が強い人は、それでも良いのです。

でも、体にアトピーの炎症や傷のある人、全身が赤く熱をもったようなアトピー肌の人、

全体が乾燥して粉をふいた肌の人

 

こんな人は、石鹸やボディーソープをつける必要すらありません。

何のために、つけているのですか?

あなたの肌がボロボロなのは、体が汚れていて汚いからではありません!!

 

ぬるま湯に少し長く浸かる

この程度で、あなたの肌の余分な皮脂の8割以上は、自然に剥がれおちます。

無理にこすったり、皮をはがしたりする必要は、まったくありませんよ。

 

ぬるま湯にただ浸かる その温度と時間

ほんとに浸かるだけで良いといっても、

浸かり方に無理をすると、意味ないのでアドバイスを。

 

 

湯船の温度的には 41℃以下で、体全体を温めます。

季節にもよりますが、あまり肌に負担のかかる温度は良くないです。

特に、熱いお湯には注意して下さい。

またぬるめの温度でも、ちゃんとある程度の時間、浸かる事。

 

夏は湯船に浸からない人もいますが、

皮脂を自然に落とす事が出来るので、浸かった方がいいです。

シャワーだとどうしても、肌を無駄に擦ってしまいますので。

 

長く浸かる事で、皮脂の自然な剥がれだけてなく、皮膚の血液の循環が良くなるので、

皮膚の再生にも良いですよ。

 

擦る事は、思った以上に肌に負担になる

寒い時に手を合わせてこすると、少し暖かくなりますよね。

乾布摩擦なんてのもあります。

 

擦り合わせる事で、熱が出る。

逆に言うと、熱が出るほど、肌が擦れているのです。

 

元々炎症とかで赤くなっている私達アトピーの肌。

傷があったりすると、余計に凹凸があり、こする時の抵抗になります。

 

健康な人の肌の表面と、アトピー肌の表面では、摩擦の抵抗があきらかに違うので、

おなじ肌着を着ていても、肌の負担が大きいのです。

 

お風呂などでは特に、肌がお湯で柔らかくなり濡れている状況です。

だから、こすったりしたら、肌を削っているのと同じなのです。

 

 

以上、アトピー肌の人の入浴は、浸かるだけでよい というのは、こんな理由があったのです。

入浴の時間を上手に利用して、肌を整えてあげると、

驚くほど普段の生活が楽になりますので、

あなたの方法を見つけるお役にたてればと思います。

 

 

 

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