アトピーにとって水道の塩素は毒! 逃れるための5つの方法

アトピーにとって水道の塩素は毒? アトピーと入浴

はじめに言っておきますが、私は普段水道水を飲んでいます。記事に注目を集めるために、必要以上の煽りをするのもダメだと思っています。

 

とはいえ、私はアトピーで40年以上治療をしてきましたが、家のお風呂とシャワーを塩素除去してから調子が良くなっている。ヒリヒリせず、水が柔らかい感じがする。体の調子が悪い時ほど、その実感があります。

 

塩素ってそんなに刺激になってたのか!と思って調べたら、塩素は「肌や髪に害を及ぼす」とあり、具体的に言うと私達の肌の成分「タンパク質を壊す」とあった。(水道の匂いが気になる場合もある。)

 

普通の肌の人なら良いが、ただでさえ肌が敏感で、刺激に弱い私達アトピーには死活問題。では水道の塩素をどうすればいいのか、そもそもなぜ塩素?という疑問も出てきたので、さらに深堀して調べました。

アトピーにとって水道の塩素は毒! 逃れるための5つの方法

まず除去方法を5つ紹介します。

煮沸

塩素は熱に弱いらしい。沸騰した状況で10~30分、ヤカンや鍋のフタは、開けっ放しにすると、塩素やトリハロメタンは飛ぶらしい。飲めます。でも、長持ちしないので、その都度つくる事になりますね。

 

フタせず沸騰して10~30分って、お湯無くなっちゃいそうですけどね。多めに作らないとですよね。

汲み置き

日の当たる場所に半日~1日放置で塩素除去できるとのこと。日光の紫外線で残留塩素が分解される原理です。ただし塩素が抜けた水は、雑菌が繁殖しやすくなるので、飲むのには適していません。

ビタミンC

お風呂に最適!!私のおススメ度No1です。ドラッグストアで粉末で買えます。飲んでも良い用のビタミンCです。200gで、2000円程度。お風呂の水槽に一回1・2g湯船に入れますので、3・4か月分。

 

人によっては入浴剤を使う人も居ますが、混在も可能です。ポンと入れるだけの手軽さ。塩素とビタミンCが化学反応で違う物質になるので、塩素の完全除去になります。

アトピーのお風呂塩素除去

C6H8O6って、なんかすごい科学物質に見えますが、普通に「ビタミンCの粉末」の事で、ドラッグストアの ハイチオールCとかチョコラBBとかの美容コーナーにあります。

 

炭酸水に、付属のスプーン1杯(1g)を入れて飲むと、炭酸ビタミンCドリンクとして飲めます。ビタミンCは色素沈着にも良いので、お風呂のカルキ抜き以外にも使えて良いです!

 

ドラッグストアに行くの面倒な人用に、一応リンク貼っておきます。

アマゾンリンク:「ビタミンCの粉末 塩素除去にも 炭酸に入れて飲んでも良し

 

関連おススメ記事:「アトピーがお風呂でもっと良くなる 入り方5つの改善ポイント

活性炭・備長炭 

炭は吸着効果を持っているので、水の中の塩素やトリハロメタンを除去できます。少し手間ですが、活性炭や備長炭は、洗って天日干しすれば再利用できます。

浄水器

除去率の高い物がお勧めですが、金額にも比例します。またフィルターの交換も必要で、初期コストとランニングコストがかかるのですが、便利だとは思います。

 

以上のような事をすれば、塩素やトリハロメタンの除去はできます。

 

塩素の除去方法は解りましたが、そもそもなぜ水道に塩素を入れているのか。そこが気になる人用に、簡単にまとめました。

水道に塩素が入れてある理由

病原菌・ウィルスの殺菌のため

コロナやインフルエンザで大変な世の中ですが、それ以外の病原菌やウィルスもこの世の中には存在します。

 

よどんだ水は腐り、菌が繁殖してしまう。水を水道として供給する為には、殺菌する必要があり、そのためには塩素を使っているのです。

 

塩素は安価で調達できて、安定共有に繋がります。費用のかかる殺菌は、私達の水道代を上げてしまうからです。

漂白作用

殺菌されキレイになった水も、色が付いていてはどうでしょう。塩素は殺菌と漂白もしてくれます。水道水が濁りのない「透明」なのは、塩素のおかげです。

残留塩素によって蛇口まで届けられる

水道水を「作る」段階で、塩素による殺菌と漂白をしますが、送り届くまでが悪ければ、作っても意味が無いですよね。

 

塩素を使っている事で、蛇口に水が出るまで品質を保つことが出来る。「残留塩素」の力で水の品質を保つことが出来るのです。「水道」に塩素は必要なのである。

まとめ

水道の塩素は身体にとっては良いものではない。ただし、水道を一定の基準で全国の家に届けるためには必要なもので、人体に影響が出ないレベルで管理をされている。必要以上に警戒する事な無いと思う。

 

冒頭にもお伝えしたが、私自身今も水道の水を使って料理をしたり、飲んだりしている。冷蔵庫の氷も水道水を使っている。

 

アレルゲンの増えたこの世の中では、塩素はその原因として挙げられてしまう事もあるが、塩素だけがアトピーの直接の原因ではないだろう。

 

しかし、塩素の除去がアトピーの身体にとって「心地がよく肌に優しい」ものであれば、快適に過ごす為にやってみても良いのではないでしょうか。

 

特に、アトピーの症状が体中に出たりしている時は、身体の負担を少なくするために、水道の塩素を取り除く事も一個の手段だと思います。

 

あわせて読みたいリンク ↓

関連おススメ記事「アトピーがお風呂でもっと良くなる 入り方5つの改善ポイント」

 

コメント

  1. […] ↓入浴することが、ダメージを与えているだけになってませんか? […]

  2. […] 関連おススメ記事:「アトピーにとって水道の塩素は毒! 逃れるための5つの方法」 → リンク […]